つれづれなるままに、思うこと

 評価作業が事業の質向上のために重要不可欠だという認識に立ち、現在その評価のシステムについて検討中なのですが、具体的な振り返り手法のひとつとして、アンケートがあります。 この夏フィリピンのワークキャンプに参加した高校生を対象に、「国際性」「ボランティア」などの項目の下に、アンケートを作成する担当者と話し合う中で、思ったことを少し。 このキャンプで参加者は、自らお金を払って、且つ家屋建設というハードな労働に従事したわけですが、その中で「ボランティア活動」という言葉から彼らがイメージしていたものと、実際のワークは異なっていたのかそうでなかったか、異なっていたとして、その違いはポジティブだったかネガティブだったか。ワークの内容が、労働の中でも家庭というソフトを守る「家屋」というハードの建築であったことに、どんな意味を感じたか、感じなかったか等々。 いずれにせよアンケートや事業評価は、その結果が次の事業の向上に結びつき、改善成果が表れて初めて意味を持つものです。どんなに賢い人も自分の背中を見ることは出来ませんが、心や頭の中を振り返ることはできるはず。 成果をちゃんと、フィードバックできるといいね。(近藤)