にんげんだもの

 どうやらこのページは行政職員にも見られているようだ。というわけで、発言に気を付けなければとも思うが、それではこれまでの読者の期待を裏切るので、これからもその日感じたことをつれづれなるままに書き綴ろうと思う。 というわけで、今日は夕方から行政職員と懇親会。なんだか癒着のように思われてしまいそうだが、少しアルコールの力を借りて普段、なかなか言えないようなことをお互いに言い合って、互いの理解を深めようと言う趣旨。もちろん会費は割り勘。 会場は県の職員が用意してくれたのだが、そこは「県民会館食堂」なんだか、病院の食堂みたいなイメージだが、行ってみると結構きれいだった。食事もセルフサービスかと思われたが、そんなこともなく、それなりに豪華な料理が並んだ。酒もいっぱいあっていい場所だった。 県の職員も酒が入ると、饒舌になるようで、普段の会議では聞くことのできない発言も聞けてよかった。もっとも酒の場での発言を繰り返すのは野暮なので、ここでは書かないでおく。 でも、思ったのは普段「公務員」という鎧を着ているときと、生身の個人としての意見のなかで、行政職員も苦労しているのだなということ。私たちも仕事の上では行政職員と張り合わなければならないときもあるし、対決しなければならないときもある。ただ、お互いの人間性の部分を理解し合うことの中で、議論も建設的なものになるのだろうと思う。 結局、その日は2次会に台湾料理のお店に行き、そこでもたらふく食べた。その後、帰路につこうとするが、その途中、行政職員に誘われて2人だけで三次会に。どうやらその職員の行きつけのスナックのようで、そこでも飲む。 通算6時間くらい行政職員と飲み、話したが、なんだか少しだけ分かり合えるような気がしてきた。やっぱり、おたがい、にんげんだもの・・・。(のじま)