コミュニケーションにおける誤解について

 同じ言語で話していても、誤解というのはまったくよく生じるものです。ミスコミュニケーションによる、ミスアンダスタンディング。 恐いのは、その誤解にもとづいて次の感情が発生したり、意思決定がなされていくうちに、ほんとに事実がすりかえられてしまう(もしくはそのような錯覚に陥る)ケース。「誤解が生じたポイント」には、心はもとより、頭だって遡れないものなのです。 今日、そんなミスコミュニケーションに基づくちょっとした紛争に立ち会ってしまいました。陪席者のKさん曰く、話がねじれてると感じたら、とにかく最初の場面に立ち返ってそもそも自分は何を信じていたのか、望んでいたのか、主張していたのか思い出すこと。そしてそこから順番にやり直すこと。 どんなときだって原点回帰が、ねじれをほどく最良の方法なのかもしれません。