ピタピタ決まる

今日も事務で真面目を絵に描いたような真面目な態度での真面目な1日が終わり、特に書くことがありません。こういう疲弊した1日の最後には、自分の好きなことを書いて明日の仕事への活力にしようと思います。
私は高校時代まで関東に住んでいたので、生粋の巨人ファンです。初めて喋った言葉が「ジャンジージャイアンツ?)」だったという逸話もあります。阪神戦ではないという理由だけで、この関西圏ではびっくりするくらい大事なゲームもテレビ中継されていないというせつない環境です。巨人×楽天だから日本シリーズも放送しなかったらテレビを叩き割るしかないという勢いでしたが、昨日は無事放映されていたので一安心でした。
菅野対田中。しびれる試合でした。普段ダイジェストでしか見れないので、田中の一体何が絶対的なのかよく分かった試合でした。やはりあれだけ伸びのあるストレートが低め、そして内外にピタピタ(このピタピタって表現いいですよね)決められたらそれだけで打てません。そこに入団当初の伝家の宝刀スライダーと、最近の宝刀スプリットがあれば、はっきり言って打てる余地を感じません(特に追い込まれたとき)。そしてピンチでさらに能力が上がるときます。言うなれば江川卓のストレートと北別府学のコントロール、そして伊藤智仁のスライダーと上原浩二のフォークを持ち、ピンチには斎藤和己まで憑依するというまさに化け物です。さらに昨日の試合ではフォーシーム(ストレート)はおろかツーシームまで150キロを越えているという衝撃です。見てて打てる気がしないというのはこのことです。
ただ田中を倒さずして日本一になってもすっきりしません。ぜひ次回の登板で打ち崩し、2年連続日本一を勝ち取ってほしいです。(鶴巻)