フィリピンにおける大雨による影響

現在、フィリピン共和国ルソン島にて実施中の「中高生フィリピンワークキャンプ」ですが、当キャンプ公式ブログや日本国内のニュースでも報道されている通り、フィリピン国内全域で大雨が続いており、各地でそれによる影響が報告されています。

当キャンプにおいても、プログラムの変更を余儀なくされており、現在滞在している盲ろう学校の敷地外に出ることができない状況が続いています。そのため、本来であれば、2日目よりホームステイ先地域での滞在となる予定でしたが、2日目現在も盲ろう学校にとどまり、そこで代替となるプログラムを行っている状態です。(現在滞在している盲ろう学校も高台に位置する2階建ての建物であるため、洪水や浸水などによる被害は受けず、安全は確保されています。)

現地本部からの報告によると、体調を崩したり怪我をしたりした参加者もおらず全員元気に過ごしているとのことですが、協力団体であるNGOアクションの現地コーディネーターの話では、明日も盲ろう学校から移動できない可能性が高いとのことです。

フィリピンでの活動のみならず、海外でのワークキャンプに天候の影響はつきものですが、当会としては、参加者の安全を第一に考えながら、今後のプログラムを慎重に検討していきたいと考えています。少しでも天気が回復することを祈りつつ。(檀上)

■「中高生フィリピンワークキャンプ2012」公式ホームページ
http://www.brainhumanity.or.jp/yotei/philippine2012/top.htm

■中学生・高校生海外ボランティアの記録
http://d.hatena.ne.jp/malaysia06/20120808