全国初!行政による学校外教育バウチャー

先週のブログではある事業のプレゼンに行った話をしましたが、そのプレゼンの結果、無事、採択されました。


その事業は、
大阪市塾代助成事業


橋下徹大阪市長の発案で今年度から大阪市西成区限定で先行実施される事業です。この事業は2009年からBrainHumanityが行ってきたChance for Childrenの学校外教育バウチャーの行政版ともいえるもので、我が国で行政機関が学校外教育バウチャーを行うのは初めてです。
※CFCバウチャーの仕組みはこちらをご覧下さい。


2009年に子どもの貧困の問題を解決するため私たちが始めた取り組みが、2011年には東日本大震災被災地で被災した子ども達の支援として展開され、ついに今年度、行政の事業として実施されることになりました。私たちが事業を始めたときから訴えていたように、子どもの貧困に関する取り組みは行政の責任において行うことが非常に重要だと考えています。もちろん、民間の寄付などによって行うことも大切ですが、子どもの貧困が極めて大きな社会課題である以上、それは公的な仕組みによって改善、解決されるべきものであると思っています。


今回の大阪市の取り組みに私たちが関与できることは非常に大きな喜びでもあります。この機会を無駄にすることなく最大限の成果を出していきたいと思っています。これからもご支援、よろしくお願いします。(のじま)


塾代助成事業(試行実施)の運営事業者の選定結果について大阪市ホームページ)