着任のご挨拶

当法人本部事務局兼一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン本部事務局へ異動となりました、奥野と言います。
これからブレーンヒューマニティー事務局で働くことになりますので、よろしくお願いします。

(着任挨拶)
はじめまして!9日からBH事務所で働くことになりました奥野と言います。ちょうど7年前の春、関学に入学し、5月からBHで活動を始め、1回生の夏にフィリピンワークキャンプ、翌年春にマレーシアワークキャンプ、2回生からは国際関連事業部代表…と国際畑1本で2年半活動していました。その後は大学中退や勤務先会社の倒産等々色々な経験がありましたが、今はCFC代表理事の1人としてBHグループに戻ってきました!これからどうぞよろしくお願いします。

少し前の話になりますが、理事長能島氏が、「BHはこれからも子どもに関わる色んな活動をやるが、“学生が”という部分だけは変わらない」と話していたのを思い出します。どんな様々な新規事業が生まれても、“学生が”運営に関わり、“学生”企画し、“学生”が実行する。そこは変わらないと話していました。BHにとって学生は、BHがBHたる所以であり、BHの価値なんだと感じます!

そしてそれは、BHから生まれた組織CFCでも変わりません。しかしCFCは、名前の通り“チャンス”を提供できる組織でありたいとも思っています。それは、支援している子どもへのチャンスという意味だけではなく、関わってくれる学生にとっても、支援してくれる寄付者にとってもチャンスでなければならないという意味です。
CFCの活動は、サービスを提供している子ども(保護者)から対価(お金)をもらうBHモデルの事業ではなく、一般市民から寄付金を集めて経済的に困難な子どもたちを支援するモデルです。すなわちそこには、関わる人すべての「共感」や「想い」が必要ですし、その共感や想いを生むためには、働く人や支援者にとっても“チャンス”を提供できる組織でなければならないと思っています。

今までCFCは、関わってくれた学生たちにこのチャンスをうまく提供できなかったり、うまく伝えられなかった歴史があります。
しかし、辛い中でも懸命に頑張ってくれた学生たちがいたお陰で、今のCFCがあるとも言えます。
僕は今年、彼ら彼女らの頑張りを引き継ぎ、関西を拠点にチャンスを提供できるCFCをつくることを目指したいと思います。

今年は、CFCがやっている学校外教育バウチャー提供事業と同様の制度が、日本で初めて大阪市の政策として始まります。
そしてCFCは、BHと共同で神戸市からの委託事業である「被保護世帯の子どもたちへの学習支援事業(学生が子どもたちに学習指導を行う)」を行います。
また、学生たちが募金で集めた資金をもとに、4名の被保護世帯の子どもたちに学校外教育バウチャーを提供する事業「CFC関西」を行います。
そしてそのすべてで、関わる人すべてにとってチャンスを提供できる運営を目指します。

一人でできないことは多いですが、BHの空気感に触れると何かを成し遂げられそうな雰囲気を感じます。
これからこの熱気の中で共に仕事ができることを楽しみにしています!

奥野