意欲について

もう年末ですね。年の瀬の静かな事務所でブログを書いています。

年内最後の更新はちょっとまじめに、最近興味のある「意欲」について書こうと思います。

私は前職の新入社員研修を受けていたときに「人の心に火を着ける人に。」などという話をたくさん聞かされて、辟易したのを今でも覚えています。学生時代のここでの活動は、理詰めで勝てないと理想が実現しないような世界だったので、「サラリーをもらう人間になるのにそんな精神論みたいなことでごまかすのかよ。」と少し憤りを感じたりもしました。なんとひねくれた新入社員だったのでしょうか。

しかし働いていく中で、能力以上に必要なことがたくさんあるとこれでもかと気付かされました。特に人の考え方や取り組み方でこんなにも結果が変わるのかということを目の当たりにしました。

前職は転勤が非常に多い会社だったのですが、20人の事務局員の内たった一人が転勤で入れ替わるだけで雰囲気がとても変わることを感じたのです。そして伸びるわけがないと思っていた事務局全体の成果も上がっていったのです。

そういう経験をして、「意欲」「考え方」というとこに強い興味を持つようになりました。
HRM出身の私は結局こういうところに関心が戻ってくるのかなという感じです。


チームは全員の集合体。

学生には、自分が思っている以上に自分の存在1つでチームがどこまでも突き進むチームにもなるし、自分1人の低いモチベーションでチーム全体が一気に沈み込むことがあることを知ってほしいと思うのです。

だから来年の個人的な目標としては、事業部やプロジェクトとしてチームを組んでいる学生たちが、自分がチームに与える影響というものがとても大きいことを感じた上で、プラスの方向にチームを持っていけるような人になれるよう色々と仕組んでいけたらおもしろいなーと考えています。

たぶん仕事だからとかプライベートだからという区別はなくて、日頃の考え方をお互いにいい方向に持っていけたら、もっともっとこの団体はおもしろいことができると思うのです。

だから私もエネルギーをたくさん垂れ流せるような1年にしたいですね。

来年もよろしくお願いいたします!(つるまき)