久しぶりにプレゼン

一昔前まではBrainHumanityでもいろいろな助成金
申請していて、公開審査会などでプレゼンをしてきた。
一時期は年間に1000万円近くの助成金を獲得した
時期もあった。


でも、やがて助成金をいくら獲得しても、
自分たちの経営は一向に良くならないことに気づいた。
仕事ばかりが増えて、給料の原資となる管理費が
全く増えないのだ。


それに気づいてから、
(1)人件費が出ない助成金は原則として申請しない。
(2)人件費が出なくても新規事業など新しい事業展開の
 ための投資としては、必要な限りにおいて助成金
 申請する。
というルールを設けて、助成金の申請を絞ってきた。


その結果、自己財源比率も高まり、
経営も少しずつ安定するようになった。


ここ数年は、新規事業の開発の場合しか、
助成金を申請していない。


そのため、プレゼンをする機会がぐっと減った。


ただ、昨日はおよそ4000万円超の事業の審査会があり、
そこでプレゼンすることになった。


現在、私たちの組織では年間に必要な
管理費は自主事業ですべて賄っていて、
この事業が獲れなくても特に経営上、
大きな問題は生じることがない。


つまり、財政上のことをぬきにして、
この事業を行うべきだという判断のなかで、
申請をし、プレゼンに臨んだ。


久しぶりのプレゼンだったが、
かつてはプレゼンの成否が当会の財政に大きく影響していたので、
とても緊張したのだが、今回はまったく緊張することもなく、
自然体でプレゼンを行うことができた。


結果は今月末ころには明らかになるだろう。
当否は別にして、私たちの思いをしっかりとぶつけ、
主張することができたと思っている。
なので、あとは静かに結果を待つのみ。
果たして、どのような結果が出るのだろうか。(のじま)