HEP新人養成研修最終日

 今週末の日曜日、先週から続いている「HEP新人養成研修2008秋」の3日目プログラムが実施されます。この日をもって27名の新ヘッパーが誕生し、後日継続研修を受け正式に派遣可能な講師となります。
 1999年に発足したHEPも今年度がちょうど10年目となり、今回の参加者がヘッパー13期生となります。過去の数字を集計すると、これまで532件の問合せがあり、213件のご家庭に講師を派遣してきました。現在、過去最高数の40件の家庭が契約を継続されておられ、比較的生徒と年齢の近い大学生が「お兄さん/お姉さん」的存在として家庭に行き、勉強の指導や話をしたりしています。
 今後も一つでも多くの声に応えられるよう、講師育成の研修を安定して行っていくとともに、私自身もコーディネーターとしてきめ細やかなサービスを提供していきたいと思います。(きたむら)

HEPとは?
HEPとはBrainHumanityが行っている不登校の児童、生徒への訪問学習支援プログラムのこと。
Home Education Projectの頭文字をとってHEPと呼ばれている。
臨床心理士や大学教員らの専門家から人間関係トレーニングや傾聴訓練、不登校に関する基礎的な理解などの研修を受けた大学生が不登校の子どもの自宅を訪問し、学習指導を行う。
また訪問学習支援を行う大学生らは毎月1回、シェアリングと呼ばれるケース報告会において受け持ちの子どもの状況などについて報告を行い、専門家などからアドバイスを受けることが義務づけられている。
新人養成研修を修了した大学生らは、研修ののちシェアリングに3回出席することにより派遣される資格を持つこととなる。
HEPでは研修を受けた大学生らをHEPPERまたはヘッパーと通称している。
詳しくは不登校の専門家庭教師"HEP"公式サイト不登校総合支援プログラム公式サイト又は不登校支援事業公式ブログを参照。