毎日暑いですね

毎日、暑い日が続いていますね。
そういえばここ数年、クールビズとかがはやりはじめて、
冷房の設定温度を28℃にしろなどということが
まかり通っています。


当会の事務所でも昔はがんがんに冷房を効かせていたのですが、
最近は28℃に設定されています。
学生や他の職員は普段から軽装でいいのですが、
私の場合、夏場でもスーツにネクタイという日が
それなりにあります。
どうしても外部との打合せなどでは
その格好が必要になるのです。
そんな服装だと、28℃というのは
かなり過酷です。


しかも、冷房の設定温度を28℃にしても、
それは冷房付近の温度が28℃になるだけで、
パソコンやコピー機があふれる当会の事務所では
場所によっては30℃を超す状況です。


私としては冷房推進派なのですが、
他の職員達はそれに真っ向から反対し、
密かに設定温度を下げても、
いつのまには28℃にされています。


というわけで、夏場の事務所は
私と他の職員とでピリピリとした
冷戦状態になります。


そんななか、すばらしい研究が出されました。
日本建築学会の調査によると
室温が25℃から1℃あがる毎に
仕事の能率が2%さがるというのです。


読売新聞記事
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20080718-OYT1T00461.htm


なんだか、経験では暑いと仕事にならないとはわかっていても、
こうして調査をして数値化されると、
説得力があります。
これもいわゆる「可視化」「見える化
というやつですね。


ちなみに28℃に設定したオフィスでは
25℃のオフィスに比べて、
夏の間で1平米あたり13000円の損失(能率低下)が
起こるそうです。
当会の事務局スペースはおよそ30平米。
ということは、およそ40万円も損失が出ているのです。
電気代よりも生産性の低下による損失に
目を向けてもよさそうです。


まあ、こんなことを言っても、
鬼のような事務局長や事務次長は、
屁理屈だというのでしょうが・・・。(のじま)