8年たって気付いたこと
職員さかがみです。
私事ですが、実は私、高校では剣道部でした。
とはいえ、3年間レギュラーどころか、一軍にもなったことがない人間なので、高校卒業して以降、OBとして行事には全く参加してこなかったのですが、先週日曜日に創部50周年式典がありまして。
さすがにそんな祝いの場にはいかねば、とひさしぶり過ぎてドキドキしながら行って参りました。
高校を卒業してもう8年。懐かしい級友や先輩、そしてお世話になった先生方にも会えることが出来、とても楽しい時間が過ごせました。
さてさて、高校3年間のほとんどの時間を費やして、私が部活で得たものはなんだったのか。
ふと今更振り返ってみると、何個かあります。
ひとつは仲間。当たり前ですが、共に頭からつま先まで(ほんとに)汗をかき、時に血尿を出しながらも練習をした仲間は、共にいるだけで居心地のよい空気が広がります。きっと、一生もんです。
もうひとつは、「まっすぐ打ち込む」ということ。剣道は、ヘタなやつがヘタなまま試合で勝とうとすると、勝負が最優先になってしまうので、型が崩れてしまいます。
だから、まっすぐに、ひたむきに打ち込む。それが、大切なことでした。
いかんせん、私の努力不足でまっすぐ打ち込んでも試合ではろくに勝てませんでしたが、今考えると、人生でも「まっすぐ打ち込む」ことが大事なんだろうなと思います。
まっすぐ打ち込む。曲げずに進む。逃げずに進む。
人生それだけではうまくいかないことは重々わかってはいますが、それでも私は、物事に対する忘れてはいけない大切な姿勢だと思っています。
それが自分の中で活かされている、そう思えるだけでも、3年間の価値はありました。
これからも、まっすぐ、曲げずに進んでいきたいものです。(さかがみ)