管理監督職の嘆き

最近、たまに新聞などで話題になっていますが、
労働基準法上、経営者やそれと同一視される管理監督職の
職員には労働基準法の労働時間や時間外労働の概念が
ありません。

私はこの法人の代表者ですので、経営者として
労働基準法による労働時間の規制はまったく受けません。
いうまでもなく、残業手当もありませんし、
休日出勤手当もありません。

というわけで、いくら働いても、
誰からも文句も言われません。

一昨日に当法人のサーバーがぶっ壊れてから、
連日連夜、復旧作業にあたっています。

140GBのバックアップデータを移行するだけで、
3昼夜ほどかかりそうな勢いです。

しかもバックアップ復旧中に、
ときおりエラーが発生するので、
パソコンの前からなかなか離れられません。

今日も事務所で夜を明かすことになるのでしょう。

前向きの仕事なら非常にやりがいがあるのですが、
障害復旧という後ろ向きの仕事で朝を迎えるのは
なかなか精神的につらいものがあったりします。

でも、サーバーのデータがとんで必死で作った
資料達が一瞬にしてなくなったボランティアたちの
ことを思うと、
普段はボランティアに優しくない私ですが、
いたたまれない気持ちになったりします。

一刻も早く、データ環境を整えて、
ボランティア達が普通に業務ができる体制にすることが
経営者としての私の責任だと思っています。

まだもうすこし時間がかかりそうですが、
みなさん、今しばらくの我慢を・・・。(のじま)