貿易ブーム
久しぶりに一人で夜の事務所を楽しんでいます。こういったことができるのも独身最後の夜である今日が最後かもしれません。明日にはとうとう妻と息子が出産休養を終え、帰宅することとなります。2ヶ月半という短い臨時独身生活でした。
さてこの一週間は、事務所のサーバー停止に始まり、イベントの発足や〆切や、コピー機の契約、学習支援事業のパンフレット作成、ライブイベントパンフ作成、給料出金、来客来客、大阪市の委託事業申請書作成などなど、事務作業もタスクもハプニングも多く、フル稼働で記憶も定かでありません。さらに自分を鍛え、キャパを広げていかなければと思う今日この頃でした。ちなみに、昨日書かれてあったコピー機は無事今日リース契約が決まり、週明けにも入る予定です。
そんな週の最終日である今夜、高校マレーシア植林ワークキャンプの勉強会リハーサルが行われていたので、息抜きに参加することにしました。内容は「貿易ゲーム」というワークで、参加者は先進国や新興国、発展途上国に分かれ、紙や文具といった与えられた資源を活用し製品を作り出し、スタッフが担当する世界銀行に売ってお金を稼ぐというものでした。私も初めて体験したのですが、単純なルールながら、これが奥が深いのです。発展途上国の資源である紙と先進国の技術である文具を交換したり、貸したり、作業を委託に出したりと、様々なやりとりの中で、徐々に貧富の差が出てきます。
結果的には、日本がそれ程儲けられず、逆に発展途上国が智恵と技術で儲けたりと一部意外な結果となりましたが、振り返りを通して、各人が経済や環境についてその多くを学んだようです。ぜひ3日後、彼らが提供する本プログラムが、参加高校生にとって実のある、そしてキャンプ当日に繋がるものとなればと切に願います。(きたむら)