トップマネジメント研修2日目

前日のワークを午前中に共有した後、[http://www.iihoe.com/:title=IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]]の代表・川北秀人氏を迎えて、いよいよ研修開始。
ぽんぽんとテンポよく進んでいく研修に、頭をフル回転させなければいけません。

個人的に、心に響いた川北語録をいくつか。

・問題が多いことが問題ではなく、問題が解決されないことや解決されない能力を持たないことが問題であり、解決された問題の数が指標となる。

・私たちが、受益者に対して、
「1歩先の視野、半歩先のプログラム」
・本部や経営者が、現場のメンバーに対して、
「1.5歩先の視野、1歩先のプログラム」

・本部や経営者は、こうあるべき、というビジョンの策定はもちろん大事だが、このままではどうなってしまうか、という提示をしなければいけない。世界や国など大規模では考えきれないなら、地域に細分化してもよい。ニーズにあわせた社会基盤など、仕組みそのものを作らなければいけない。

・今、受益者から求められていることの実験は、いつまでにしなければいけないのかを落としこむ。

・顧客に満足度調査する際は、満足の点数を聞くだけでなく、もっと点数をよくするためにはどうしたらいいと思いますか?という設問を必ずする。リピートしてもらえるためだけでなく、次に求められていることは何かを学び続けられる活動が重要。

・顧客を、一まとめにしていないか。マーケットとは、
・・市場を営む=需要と供給の選択肢が複数ある
・・マーケットとは、顧客をしって顧客に応えるプロセスをつなげること
・・顧客のことを詳しく知って、それに応える努力をしているか
・・群に分けて考えれば、群に対応できる対応策があるのではないか
・・・すべて個別化する必要はないが、一般化できるところはすればよい
・・顧客に対するアプローチが半歩先のしくみになっていない
・・どんな子ども達に対して、どういうアプローチをしなければならないのかについて、いくつかの群に分けて仮説を立ててマーケティングできるかどうか


毎年イタ!っておもうポイントは違うのですが、いつもイタ!って思うポイントもあって、それって本当に仕組みそのものの課題なんだろうな、とひしひしと感じます。(たつみ)