社の地にて

今日は、昼から「不登校児童生徒支援に関するネットワーク会議」に出席のため、兵庫県社町にある兵庫教育大学へ向かう。兵庫教育大学では平成17年度から、文部科学省の「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に採択された「NANAっくす(学生参加による不登校支援ネットワーク」の構築に着手しており、主に兵庫県内の不登校関連施設と兵庫教育大学が連携、協力して、学生の参加型学習と研究活動を体型化しようと取り組んでいる。具体的には、不登校関連施設に学生をボランティアスタッフとして派遣し、学生はそこで学んだことや活動内容をフィールドリポートとしてまとめ、学内外に向けて継続的に発信していき、またそれらの活動を通じて、支援施設同士、支援施設と学校との連携、協力を図るもの。本日は、その支援施設の1つとして、今後の説明を受けるとともに、約300名の学生の前で、当会の活動の紹介及び呼びかけを行った。本当に寒い日で、暖房もない講堂での話だったが、約2時間、学生達は真剣な眼差しで熱心に各団体の説明を聞いていた。学生の多くは、同大学付近での下宿と、なかなか当会の活動エリアまでは距離が遠いものの、今後より多くの学生が当会の不登校関連事業に関わっていただければと節に願っている。(よりお)