福井に行って来ました

 今日は、朝8時にボランティア36名が西宮北口駅に集合。ひょうごボランタリープラザの職員8名とあわせ、総勢44名で福井県鯖江市に行って来ました。 バスで鯖江市に入っても、道路上は比較的きれいに清掃が終わっており、被災のイメージはなかったのですが、今回の活動の拠点となった河和田地区では、幹線道路から1本奥に入ると、まだまだ道路上も泥だらけで、家などはまだ復旧が始まったばかりといった状況でした。 今回は36名のボランティアが7つのグループに分かれ、各家庭に赴き、そこで作業を行いました。主な作業としては、床下につもった泥の除去や障子や襖の清掃などでしたが、みんな体中泥だらけになりながら、作業を行いました。 ある家庭では活動が終わり、ボランティアたちとの別れ際に、その家のおばあちゃんが涙を流すこともあったようで、単に労働力を提供しただけでなく、被災者の悲しみや憤り、喪失感に寄り添いながら、元気づけることが微力ながらもできたのではないかと思っています。  作業自体は、往復の交通の関係もあり、3時間のみしか行えなかったのですが、今後、これに参加したボランティアたちが自発的に災害援助など社会と関わろうとする活動に参加する契機となることを願っています。 今回、この派遣のために、ひょうごボランタリープラザは現地との調整や資金の提供、スタッフの派遣などを行ってくださいました。こうしたNPOとボランタリープラザの協働により、災害援助の活動ができたことは、今後のよき前例になるだろうと思っています。関係者の皆様に深く感謝いたします。(のじま)