不愉快な会議

 今日はNPOと行政の協働会議全体会の日。今回から、毎回、テーマを設定し、そのテーマに従って協議を行うことになった。今回のテーマは「教育」「子ども」。というわけで、このテーマと関連の深い私が、調整役に任じられる。 今回は、テーマにしたがって、行政からは従来の固定メンバーである参画協働課長や生活復興課長、県民政策部政策室課長などの他に、県の教育委員会の方々のお越し頂いた。 NPO側では事前にNPO部会において、今回の議題を設定し、事前に行政側にお伝えしており、その内容にしたがって、協議を行っていった。しかし、教育委員会の方々はこれまで私が接してきた行政の方々よりも何倍も「お堅く」手強かった。事前にお知らせした施策の内容等については詳細にご説明いただけるものの、深くつっこんだ話になると「私個人では・・・」と交わされたり、事前に通知した内容より広がった話であれば「担当者は別でして・・・」となり、同席された行政の方々もすこし戸惑われていた。 あげくに、事前に協議内容をお知らせしていたにもかかわらず、担当者が出席しておらず、協議できなかった議題もあった。 行政(知事部局)の方々とは、少しずつながら、つっこんだ話もできかけていた状況であったが、教育委員会の方々とは、まだ埋めがたい溝があるのを感じた。 県も、県民との参画協働を考える前に、県庁内での参画協働を考えた方がよいのかもしれない。(のじま)