祈り

 昨日不登校の講演会が行われた京都で、ブロンドの髪をした外国人男性に出会った。話を聞いてみると、6年間世界各国を周ってボランティアをしているらしく、これから富山に向かうところだと言う。彼はロサンゼルスの出身なのだが、アメリカ政府の対イラク政策がまともじゃない、などとひとしきり世界の不幸を嘆いた後「あなたが何を信仰してようが構わない。ただ祈りなさい。」と言って列車の中に消えていった。 確かに最近「真剣に祈る」ことをしてないな、と感じさせられた。わずか数分の立ち話だったが、不思議な雰囲気を持った彼とはどこかで再び繋がる気がしてならない。(橋)