豚の丸焼き

 昨日から私はフィリピンワークキャンプの事前合宿。昨日の夜から、参加者はかなり盛り上がっていて、なかなか寝付けない様子。スタッフの夜のミーティングが終わったのは、午後2時頃であったが、その時間でもまだ高校生は友人と話したりしながら起きていた様子。早く眠った方がよいと話するが、彼らのエネルギーはとどまるところを知らず。結局、我々の体力が力つきる。 今日は、午後からのバーベキューでフィリピン名物の豚の丸焼きをする事になっていたため、スタッフは早朝4時に起床。4時30分頃から、炭火をおこし、丸焼きの準備を始める。高校生たちは7時起床。午前中に、貿易ゲームという開発教育プログラムを行う。 それから豚の丸焼き&バーベキュー。今回の目玉である豚の丸焼きは子豚1頭を調達するという無理難題からはじまり、どのようにして焼くのか、本当に焼けるのかなど問題が山積していた。結局、西宮の精肉卸店から、店始まって以来初めての子豚発注の記録を作り、1頭5万円でget。うーん、体重5kgの子豚が5万円ということは、100g1000円であり、骨とか皮とかの重量が50%あるとすれば、100g2000円であり、かなり高級な肉なのである。 まあ何とか無事に6時間をかけて丸焼き完成。しょうゆとみりん、酒、水飴などで作ったたれを塗りながら焼いたため、見た目は北京ダックのよう。スタッフが無惨に解体していき、肉片となるが、脳味噌やタンなど普段食べられない部位なども高校生などは果敢に挑戦。かなりもりあがった。6時間も炎天下のもと豚を回し続けたスタッフたちは、かなり日焼けした。なんだか私も豚の丸焼きに近くなってしまったようだ。 今日の事務局は、意識が朦朧としていて、脈略がないがご容赦の程を。(のじま)