恐竜が滅びたわけ

 恐竜がなぜ滅びたかについては、諸説あるようだが、そのなかでも有力説として言われているのは、隕石が地球に衝突し、その衝撃で土砂が巻き上げられ、地球の温度が下がり、恐竜が食料としていた植物が滅びたというもの。 なんでこのような話をするのかと言えば、今日、事務局で同じような災害が起きたのだ。今日、常務会の資料をコピーしていたところ、コピー機のトナーが切れた。最近、コピー機を新しくしたので、そのコピー機のトナーを交換するのは初めてだったのだが、見よう見まねで交換しようとした。そこで、その大惨事は発生した。後で引き抜くはずだったビニールフィルムをコピー機に装着する前に引き抜いてしまったのだ。いきなりトナーがあふれかえり、コピー機の周囲に振りまかれた。かなりの量であった。それをきれいにするため、コンピューター等の埃とりに使われる空気噴射スプレーを使ったところ、そのトナーは黒い煙となり、事務所中に充満。机やいす、床、ソファーなどにうっすらとトナーの層ができあがった。常務会直前の忙しい時間。常務理事たちはせっせとモップがけや雑巾がけに追われる。(のじま)