傘を持たない人達は

突然の雨に見舞われる。

電車に乗っている途中、大粒の雨が車体に当たって跳ね返る音が聞こえてきた。
これはまずいな…と思いながらも、降りる時には都合よく止んでくれるのではないかと淡い期待を寄せて電車に揺られていた。

そんなことより、考えたいことが色々とあったのだが、
目の前のやるべきことが気になって、中々思考に集中できない。

案の定、改札を出ても大雨は降り続いている。
確かに、事務所を出るときは、暗雲が立ち込めていた。
それでも、自分は雨には濡れないだろうと高を括っていたのだ。

いつもこうだ。そんな諦めとともに、雨の中に踏み出す。
大粒の雨と一緒に、なぜ傘を持ってないんだと憐れむような視線まで降り注いでくるような気がする。
それを跳ね除けるように少し笑って、これはまずいな…と呟く。
だが、もちろん、なんの効果もなく、容赦なく雨に打たれるだけである。

さっきまで、何も持っていなかった人達が、何故みんな傘を持っているのかといつも不思議に思う。

なぜ傘を持ってないんだと聞かれれば、雨に打たれることよりも、
使わない傘を持っていることのほうが嫌だからだと主張しよう。
そんなどこで使うかもわからない言い訳を考えながら、

今日もいつも通りの場所に少しの変化を求めて向かうのです。

こまい

若者の妊娠・出産について

今日はある政令市の今後の事業展開についてディスカッションする機会がありました。
その市の中にある、某区では、若年者の妊娠、出産が多く、その結果として離婚や成果有情の破綻など様々な問題が発生しているという報告がありました。
もちろん、若くして妊娠、出産した場合でも、しっかりと生活を維持し、子育てをしている夫婦が多く存在することは事実です。
ただ、若年者以外の夫婦に比べて、離婚などの比率が高いということも統計的に示されています。
若年者であってもしかりとした将来像を描き、妊娠出産する場合は、それほど問題が発生することはありません。
一方で、若年者の妊娠出産はいわゆる「望まない妊娠・出産」が他の世代よりも多く含まれています。
望まない妊娠・出産をどのように防いでいくのか。それはとても大切なテーマだと思います。
もっとも、どのようにすればよいのかという解決策がはっきりとある訳ではないので、非常に悩ましい所ですが。(のじま)

同音異義語

雨と飴が違うように

雲と蜘蛛が違うように

「なんとかする」と「なんとかする」もとらえる側によって意味が違うのだろうと思う

私が意味するなんとかするは

不正解:
不完全な状態でスタートして、本番がはじまったらなんとかしよう


正解:
ベストを尽くして、それで当日不足の事態が起きたらなんとかするから思い切りやって!

どんなに準備しても失敗することはあると思う。
でも、そこから学ぶことは多いと思う。

そんな学びのある失敗であるなら「なんとかすしよう」といつも思う。

日本語って難しいですね!

松本

7泊8日

普段は2時間の授業で、一歩踏み出すきっかけを提供するために何ができるかを考えている。

そう考えると、7泊8日はとても長い。
一歩でも前に踏み出すために、自分の位置を知るために、たくさんの発見があるように、
たくさんの道を見つけられるようになるために。

一体何ができるのか。考える時間はたくさんある

それなのに、だからこそ。
これまでやってきたことを、これまでやってきたということを理由に、やらないでほしい。
楽しかった、無事に終わった、ことに満足しないでほしい。

参加者は毎回違う。一人一人違う。
その純然たる事実を認識し、一人一人に何が必要かを考え続け、行動し続けてほしい。

自分の出来ることをやったことで満足しないでほしい。
自分に何ができるかではなく、参加者にとって何が必要かを考えてほしい。

「自分が来年もう一度同じことをやるわけではないし、明日同じプログラムをできるわけでもない。」
「そんなことを反省したことがないし、どうやって反省したらいいかわからない。」
ある学生にそう伝えられた。

事前に十分に想定することや準備することはもちろん大事だが、
もし今日うまくいかなかったことがあるのであれば、
残された時間の中で、どうやって挽回するかを考えることが反省することではないだろうか。

大事なのは何をやったかではなく、それによって何が起こったかだと思う。

「自分にはもっとできたことがあった」と思うなら、今後の行動に繋げてほしい。
「これまでの自分を変えたい」と思ったのであれば、行動で示してほしい。

何をやったかではなく、何ができたかを大事にしていきたいですね。

こまい

一人の事務所

最近みんなキャンプに出掛けて、事務所は閑散としている。

キャンプでは現場の最前線でいろんなことが起こっているが、
事務所で取り残される側もなかなかつらい・・・

通常業務は変わらないが、
変なところからボールがどんどん飛んでくる。

〇電話対応
とりあえず、電話を出てくれる人がいないので、全部の電話をとる。
セールスなら5秒で「いらない」と言って切るが、
普段なら「担当に変わりますので少々お待ちください」が一旦すべてヒアリングし、対応案を考える。
本部の子たちでいけそうならお願いをする。
kindoもいつもは件名で判断するが、内容をすべて把握するためにすねて読み込む。
場合によっては「〇〇は今出張に出てるため、〇日後にご連絡させていただきます」などの連絡をしたりしている。

〇来客
次にくるのが来客だ!荷物の受け取りや急な飛込などもふくめ丁寧に対応する。
普段なら誰かでて!と思うが、一つずつ対応する。

〇やばそうな案件管理
キャンプの事後やイベントなどなにか起きていないかメールなどチェック!!!!
何もなければいいが、何かあればすぐに対応を促す。スピード勝負のお仕事。

とりあえず、事務局で一人なので、おもしろくない。
何よりカフェで仕事したいが誰もいなくなるので、居残りさせらるストレスがはんぱない・・

とりとめもない片岡の怒りでした。

(片岡)

職員合宿

今年から尼崎市内で子どもの居場所の運営を行っています。普通の民家を改装し、子どもたちが勉強や遊びができるようなスペースを作りました。
今日はそのスペースを活用して、職員の合宿を行いました。
子どもの居場所なので、利用するのは昼間から夜8時くらいまで。なので、それ以外の時間は利用されていません。今回はその空き時間を利用して合宿です。
キッチンやシャワーもあり、寝袋もあるので、合宿にも最適です。
そんなわけで今日は夜遅くから職員が集まり、今後の将来像について熱い議論を交わしました。
こうした場所があるのはとてもいいですね。(のじま)

コーヒーと砂糖

1日にコーヒーを2杯飲むとなんだか胃もたれを感じます。

大学時代コーヒーは私にとってそこまで好きな飲み物ではありませんでした。

飲む時はホットコーヒーなら角砂糖を5つくらい入れていましたし、
アイスコーヒーであればガムシロップを2つ入れてたりもしました。

社会人になってタバコを吸わない私の先輩たちとのコミュニケーションは
一緒にジュースを買いに行き話すこと。

社会人=大人という安直なイメージを持っていたので背伸びしてコーヒーを
買ってもらっていました。

しかし、1日に4、5回コーヒーを飲む日々

さすがに全部に砂糖を入れていると病気を発症する恐れがあるのでいつしか
ブラックでというようになっていました。

そこから私とコーヒーの関りは始まった。

朝はおいしいコーヒーをと思いコーヒーメーカーを買った。

粉は豆から挽くほうがおいしいと思い、コーヒーミルを買った。

各種コンビニでコーヒーが発売されれば、いろんなコーヒーを買って、
ここがおいしいというこだわりももった。

でも、1日に1杯以上コーヒーを飲むと胃もたれを感じるようになった最近

無理にコーヒーは飲まずにこれからはおいしい1杯のコーヒーをもとめていこうと心に決めた今日この頃でした。

松本